打刻位置を制限するには

GPSを利用して打刻位置を制限するには、予め管理者が打刻可能位置と範囲を設定してあり、管理者によって従業員がスマホアプリで打刻することを許可ように設定されていて、なおかつ打刻する従業員側でアプリが位置情報を送信する設定になっている必要があります。
打刻可能位置と範囲は、事業所の設定に従うか個別に設定するか選択できます。

■ 事業所の打刻可能位置と範囲を設定する


管理画面のメニューから、「企業情報管理」の中の「事業所」を選択します。
※この項目は企業管理者・本部管理者アカウントでログインした場合にのみ選択できます。



※このページは企業管理者・本部管理者アカウントでログインした場合にのみ表示されます。

上部「表示条件」エリアで、地区やキーワードで絞り込んだり1ページあたりの表示件数を指定することができます。


設定したい事業所名の左側の アイコンをクリックして事業所データの編集画面を開きます。



「打刻位置の制限」欄の、現在設定されているほうに水色の印が付いています。
打刻位置を制限したくない(どこにいても打刻できるようにする)場合には「打刻位置を制限しない」に印が付いた状態にします。
打刻位置を制限したい(設定した位置でだけ打刻できるようにする)場合には「打刻位置を制限する」に印が付いた状態にします。
変更するには丸印をクリックします。



打刻可能な位置に設定したい住所と、範囲を中心地点からの距離で入力し、  表示  をクリックします。
(緯度・経度を入力して位置を指定することもできますが、住所で指定すれば緯度・経度は自動で表示されます)



地図上に指定した位置と範囲が表示されますので、間違いなければ  更新  をクリックします。
以上でWEB管理ページ側での事業所設定は完了です。

続いて管理者側での従業員の打刻権限設定に進みます。


■ 従業員の打刻権限を設定する


管理画面のメニューから、「企業情報管理」の中の「従業員」を選択します。



従業員一覧画面が表示されますので、権限設定を行いたい従業員名左側の をクリックして編集画面を開きます。



開いた編集画面内の右上「権限設定」をクリックします。



「打刻登録を許可」欄で「許可する」を選択します。



「位置情報の記録」欄は、「強制」でも「任意(アプリ設定による)」でもどちらでも構いませんが、以下の点にご注意ください。

・「強制」を選択した場合
従業員側では位置情報の記録をOFFにできません。
「強制」に設定すると、アプリが現在の位置情報を正常に取得できないと打刻登録できません。

・「任意(アプリ設定による)」を選択した場合
従業員側のアプリ設定で位置情報の記録のON/OFFを切り替えることができます。
従業員側アプリでOFFに設定されている場合、打刻位置を制限することができなくなります。



「打刻位置の制限」欄で、採用する打刻位置の設定を「事業所の設定に従う」または「個別に設定する」から選択します。
・「事業所の設定に従う」を選択した場合
事業所情報で設定した打刻位置が採用されます。

・「個別に設定する」を選択した場合
従業員設定で設定した打刻位置が採用されます。



打刻可能な位置に設定したい住所と、範囲を中心地点からの距離で入力し、  表示  をクリックします。
(緯度・経度を入力して位置を指定することもできますが、住所で指定すれば緯度・経度は自動で表示されます)



地図上に指定した位置と範囲が表示されますので、間違いなければ  更新  をクリックします。
以上でWEB管理ページ側での従業員設定は完了です。

続いて従業員側スマホアプリの設定に進みます。


■ スマホアプリの設定を手動で取得する

※この設定は1日1回自動で取得されるため、基本的に手動で取得する必要はありません。

タイムレコーダー画面左上の をタップします。



「その他」の中の「 設定」をタップします。



管理者側での最新の設定を従業員側アプリに反映するために   最新データを取得する をタップします。



または


「打刻の許可」の項目が「許可」になっていることを確認してください。

「位置情報の記録」の項目が「強制」または、「任意」状態で”ON”になっていることを確認してください。

以上で打刻位置の制限に関する設定が完了です。